私は聴導犬です。
いまさらですが、改めて自己紹介しますね。
まずはこのイラストをごらんあれ。
↓イラストレターのスズキマドカさんが描いていただいたものです。
わたしはサミー。
アメリカで生まれたの。
10匹兄弟です。
カリフォルニアの山で過ごしていましたので山が大好きです。
どういうわけが聴導犬になりました。
ママが耳が聞こえないんだよ。
ママの名前はゆんみ。
ゆんみは聞こえないのにあっちこっちと行動しては
いつもあっちこっちへと連れて行かされる。
でもずっと家に留守番しているよりゆんみの側にいたほうがわたしは幸せなの。
ゆんみはたくさん愛情をくれるんだよ。
だからわたしは頑張って聴導犬としてあっちこっちへと出没しています。
街で見かけたら応援してくださいね。
ゆんみは頑張って聴導犬普及のために講演に出かけています。
わたしの物語が本になりました。
この本に出会えばもっとわたしのことが分かるよ。
読者からの手紙の 一部を紹介します。
39才主婦(2児の母)
~図書館の新刊コーナーで「聴導犬」という文字を見て、即、本を手に取りました。 サミーの視点から書いてあり、訓練内容などを記したものではなく、生活の仲で思うことなどで、お話に引き込まれていきました。
また、全ての漢字にふりがなもついており、小さな子供から読めるようになっていることも素晴らしいと思いました。私は実は犬より猫派(まだ犬と暮らしたことがない)なのですが、イメージとしては従順な動物という感じでした。
が…サミーは従順を通り越していた!!勿論、犬にも気持ち、気分があって、家族を大切に思うからこその行動なのでしょうけれど、サミーは「心を読み取る犬」なんですね。次はこうして欲しいだろうなって先回りの行動や車が壊れちゃうのでは?!と感じて、知らせる能力、なんて犬にもあるのね!!と、びっくりの連続でした。
勿論犬の種類や生活様式などによっても、信頼関係の築き方って人それぞれなんでしょうけれど…。「聴導犬」と聞くとやはり”道具”のように思ってしまいます。それ用に訓練された仕事犬というように…。でも音や気配を知らせるのなら、サミーのように子犬の時から育てた方がその人にとってのベストパートナーになりやすいでしょうね。他の人とは合わなくても良いわけだから。固定観念にとわれやすい私になんだか、目からウロコの状態でした。(逆転の発想が)~
~アメリカ留学、初めての場所をたくさん訪れたりするゆんみさんの行動力に驚き、また私ももっと色々とチャレンジしたくなっちゃうような気分になって、ゆんみさんの本と出会えて本当に良かった。いつかゆんみさん&サミーにお会いできると嬉しいです。
by yummypon
| 2006-03-09 21:56
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